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清涼院流水のことをあんなに声高に否定している私ですが、私の上司は、流水の元文通相手なんだぜ…? あんなにきれいなのに流水に手紙を書くなんて……信じられないだろ?
それはともかく、さらに、補足として、「九十九十九」と「探偵儀式」他コミックスを含む他作家によるJDC作品もいくつか読んでみましたが最もおもしろおかしかった「九十九十九」のみ感想を。誰にも頼まれない、無論 誰も読みたくないだろう、だが書くよ!Nさん!
舞城王太郎大先生が流水を尊敬しすぎ萌えすぎて発狂しそうなときに療法の一つとして執筆された(想像)作品です。もはや、これは憶測でしかありませんが、九十九十九とか、JDCとかを超えて「清涼院流水」を真摯に描いた大作でした。そうなんだよ!流水作品の中で一番気になるのは、キャラでもトリックでも文章でもないお前自身なんだよ…流水!
なにせNさんと私の間では昔、自転車で京都を颯爽と移動する流水の写真(非盗撮)が闇取引されていたくらいです。あの狂おしい長髪をなびかせて流水が京都の町を移動していたら、光源氏他身分の高い遊び人に目をつけられるのではないかと、都は心配で持ちきりでございました……(続きはノイタミナで)
話を戻して「九十九十九」ですが、僕と流水!僕と流水!僕と流水!というこの熱々しい内容。ひたすらに舞城×流水の文学的性交でした。いやいや文学的DV、文学的(略)!愛されて良かったね、流水!愛されて痛めつけられてまた愛されてよかったね、流水! しかし愛されてすぎた流水は作中でついに十字架に磔にされました。ハレルヤ!……もう、二人だけでやれ。こういうことは!
成分はかなり違うんですが味がもんのすごく「夏と冬の奏鳴曲」に似てる。これ前もいったかもしれないけど、この「夏と冬の奏鳴曲」って私はさっぱりわからない世界ですがオタクの世界にはかり知れない影響を与えていると思いました。今日はいい天気でした。